文字狂い

オタクにもサブカルにもなににもなれずに死ぬ

20170720

突き詰めて考えてみなくてもわかるけど、どんな形であれ私が世界に影響を及ぼすことはない。この意識下で誰かが何かをしていても何も意味がない。つまり誰も何もしていない。誰も私のことなんか知らないんだ。そういう結論に至る。

わたしが一生懸命国勢調査のデータをコピーペーストするこの作業のスキル、果たして誰が尊ぶだろう。たまに閃くこともある、自分のめでたさを自覚する他に有益な閃きがあっただろうか。自分のめでたさなんて時が解決する。コピペもその中のひとつ。コピペが生業になるわけない。

その事に気がついたら、私の周りのものすべてが無意味に思うと動揺して泣けてきた。小説書いてるけどつまんないし、つまんないのどうにかしたいけどやっぱり意味がわからないし。小説があたかもわたしを支えるなにかに思っていたけどきっと違うんだろう。書きたい衝動がわたしの黒歴史を作っている。家族からはそれならやめろと言われるだろう、いやすでに言われている。

こんな若くて有り余ったエネルギーをどこに費やせばいいの?セックスなの?でもセックスしたところで私の褒められたいポイントを相手が押さえてくれていることなんてあるわけがない。そんなこと世界に存在していたら私はなにかに傾倒して幸せになっていただろう。それがセックスでよかったねアルファツイッタラー。

私は会社で号泣しながらそれでも国勢調査をコピペしていたし、なんなら泣いた理由を部署の人たちに後悔することなく打ち明けられた。「この作業が無意味だと思うと悲しくて」とかなんとか言ったら情熱大陸と呼ばれた。二年ぶり二回目の私へ他者からの評価だった。

情熱大陸という評価の中身は空洞かもしれない、っていうか空洞だろう。それからわたしは新しい仕事をもらい、これまたスキルがいらない簡単な作業だがわたしはがんばることができた。これでお金をもらうことができている。ずっとやる気のなさと闘って、時には泣いて話をきいてもらってつまり迷惑かけても金が入る。これってすごくないですか。ああもうこれでいい。ああもうぜんぶこれでいい。

たぶんね、わたしのなけなしの労働がおじちゃんたちをささえそれが建物を動かすエネルギーとなり街を作る。それは事実と見なしてもいい願望だろう。わたしは働いている。