文字狂い

オタクにもサブカルにもなににもなれずに死ぬ

何もできない

わたしの診断名は双極性感情障害で、感情がデカい。すべての行動や生き方は感情で解決できる。そりゃそうですね。人と何が違うかって理性が感情に勝てない。今までは欲望が周囲が協力してくれれば解決できる範囲内だったので、それでも彼氏ができるまでには苦労したけど、なんとか前科はもたずに済んだ。だけどこれからはどうだろうか。きっと大丈夫であるはず。あんまり心配してない。

デパケンを飲んでいる。バルプロ酸ナトリウム自閉症スペクトラム障害のある子どもを妊娠しやすい薬。ただでさえわたし自閉症はグレーゾーンなのに。デパケンを飲むたびに艱難辛苦ですよ。艱難辛苦汝を玉にすると言いますが、これによってわたしが玉になるとは思わない。デパケンは、わたしの体内ではテンションが上がった躁状態の時を反省するきっかけを無理矢理つくるみたいな感じで飲んでいるが、反省することとはこんなに血みどろなのかというくらい辛い。

薬なしで生きていた頃は、すごくテンションが上がって自分は神だという境地まで辿り着き、下がってくると自分はなんてたいそれたことを思い詰めたのか、というところから始まって挙動不審になるくらいには人間とのコミュニケーションが安定しなくなるんですよね。中学高校はそれを3年間という一周期で乗り切った感じ。それは自然なものなのだが、周りからみたらなんか見ていられないらしい。

学校内の社会が苦手だ!ってドロップアウトした友達で今のびのびと働いている人いますけど、わたしはどちらかと言えば学校の社会のほうがなにも考えずに済んだ。高校と会社の社会構造が似ているな、と自分は勝手に思っていて何がそうさせているのかと言ったら広大な自由の中で選んだからには競争を強いられるという状況だと思う。キツいな……と思う。でもそんな状況で生きていく方が圧倒的にこの人生では長いので、この中で自立していかなければならない。

本当は、こんなこと言ったら負けだけど端からこんな人生や社会をわたしが選んだわけじゃない。でもこんな人生や社会がもうすでにわたしを作っている。わたしがわたしを生きるにはこの状況を受け入れることから始まるのだが、それでもせっせかせっせか事務作業で食いつないで働くなんていう運命は断固として受け入れたくない。会社に行きたくない。会社クビになってよかった。

会社から傷病手当もらっているのも、わたしがデパケン飲んで苦しんできたから勝ち取ったご褒美であった。障害者としてさまざまな控除や割引を享受しているのも、そういうこと。あー!と訳もなく叫びたくなる気持ちを堪えながらデパケンのんで自己批判していかなければならない。手首を切るんじゃなく、自意識を切り刻むんだよ。これがわたしの最後の理性なのだよ。