文字狂い

オタクにもサブカルにもなににもなれずに死ぬ

20200216/福岡ポエトリー

ポエトリースラムジャパン福岡大会出場者が四人もいるスゲー会。

 

ぽえたくさん

ポエトリースラムジャパンで初めて知った。順番がわたしの前の人だった。あの時はただただ怖かったけど、二回目観てみるとやっぱり怖かった。地鳴りみたいな声でバチバチと言葉を投げてくる動物園のゴリラみたいだ。ゴリラがいるおかげで動物園には名物がある。つまり、ぽえたくさんはプロの詩人なのである。

 

わかまつさん

夏野さんの文章を音楽に乗せて読んでました。後述で言及しますが、本当に音楽が好き。尊敬します。

 

やまもとさん

酒井敏也よりはかっこいいけど、酒井敏也みたいにいい雰囲気を出している、おじちゃんの皮を被ったお兄さんでした。戯曲を読んでいました。戯曲が指し示す内容には面白い意味などなく、ただ発音して楽しいというだけの価値に一見見えるかもしれないけど、発音者によって生を受けるとはこういうことか……と思いました。

 

白水ま衣さん

12月の前回は言葉にする勤勉さを捨てた、と喜びながら語ってくれた、和製西加奈子みたいなお姉さんです。すごく勤勉であることが言葉から伝わります。その勤勉さが持ち味なのは確かなことなのですが、わたしは意地悪なので、この人金髪にしたらどうなるんだろうとか考えてました。

 

おさださん

かわいい。ファンです。50代の、漢字が苦手なおいちゃん。かわいい。でも、喋るのをやめない。5分オーバーです。でもまだやろうとしてた。かわいい。おさださんの満足いくまで聴き続ける会みたいなものが発足してほしい。でもおさださんにとって一番はしゃべらずともすませられることだと思う。それまでポエトリーで相手をします。ちなみに阿久悠の評論を読んでました。阿久悠ね……履修しなきゃ。

 

ミッドさん

自称・怒れる詩人。でも優しいですよね。あんまり怒らない。今回の詩を聴いてて思ったのは、ミッドさんは日常生活で演じている割合が多いんだろうな~と思いました。今回は詩人を演じて、ある時は労働者を演じて、ある時は酔っ払いを演じて。演じることによって生存できるというのは、鈴木先生でも言ってました。尊い知恵です。

 

西の子

5つの詩を読みました。

 

mojihype.hatenadiary.jp

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この和訳みっつ、あと自作ふたつ。ホワイトストライプス知ってる人ー?って訊いたらわかまつさんひとり。助かった。ひとつは内緒だけど、もうひとつは後で公開します。

 

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みつきさん

天神について。わたしもこのごろずっと天神がつまんなくなることについて考えてました。個人経営みたいな愛着を伐採して、東京みたいになるのかなと思うと不安です。ファンタジーの世界を大事にしている方だと改めて思いました。年齢についての詩を読んでいて、中狭みの世代を生きているんだな~と思いました。みつきさんのファンタジーが誰にも伐採されませんように。

 

にしやまひろかずさん

吟遊詩人。本当にロマンシングサガ3に出てきそうだ。歌詞はわからない。でも五感で切り取っていくものだろう。seiaさん曰く「こわさをはらんでいる」とのこと。歌を聴いていて、お屋敷に伸びる蔓を連想したが、たまに薔薇が咲きますよね。おぉ~こわ。

 

ピンクのお姉さん

修道院が舞台の物語。便箋に書かれていた大事なお話なので、大事に聴かねばと思いました。お姉さんの細胞の演算で弾き出されたハッピーエンドだから、昔むかしからこのお話を知っているかのような懐かしさがありました。

 

竹中優子さん

レジェンドですよね。短歌はまったく興味がないので、カブさんにチラシを渡します。短編小説は筑前煮みたいなあったかさを感じました。レシピがあるうちに履修しなきゃなあ。

 

yaeさん

可愛い声。なのにそれだけでは終わらず、間の取り方とか空気の変え方が只者ではないことを物語っているなって確かポエトリースラムジャパンでも思った。可愛さで戦うのはわたしではありえないことだなとその時は思っていた。可愛いを維持するのは、とても体力のいることなので。フィクションという詩では、フィクションを受けて自分は何を思うべきなのかという迷いのようなものをわたしは感じました。

 

かなえんぬさん

ツイートが面白い。ツイートで絵本ができそうなくらい面白い人。この方の一人芝居の面白さは語るものじゃないので是非福岡ポエトリーで一緒に目の当たりにしましょう。

 

夏野雨さん

うさぎについてポエムしていたけど、聞き逃してしまった。うさぎは大好きなモチーフなので、どこかでお目にかかりたい。ジジの名前の由来についての応戦は、ポエトリースラムジャパンを思い出してうれしくなりました。夏野さんは社会現象や文化を味方につけて生き抜いてきた人なので、やっぱりすきなものをすきだと言えるようになりたいです。

 

なかむたさん

詩なんて柄じゃなさそうなのに、かっこいい詩でした。すげえ~! あ、別に終盤で疲れて覚えてないから感想がこれだけって訳ではないです。言及していいものがないような気がしませんか。

 

seiaさん

今回柳川の方と知りました。元彼が柳川なので柳川という単語におセンチを感じます。ダリみたいなポエムだった前回とは打って変わって、平安時代みたいなポエムでした。なんにでもなれるんですねぇ。15人分の感想、どれも素敵でした。

 

次回は3月22日日曜日!